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独創性に溢れたガウディ建築の代表といえば、
スペイン、バルセロナにある
サグラダ·ファミリア!
今回は見どころ、予約方法、行き方、
知ってて良かった
サグラダ·ファミリア豆知識、
ツアーまでご紹介します。
スペインのバルセロナに存在する、サグラダ・ファミリアは、
スペインが誇る天才建築家アントニ・ガウディ未完作品のキリスト教の聖堂(聖家族贖罪教会)です。ガウディは曲線を使ったユニークな建物を設計することで知られています。
ガウディは19世紀末より、サグラダ·ファミリアの建築が始まると、他の仕事を全て断り、建築現場に泊まり込むほど教会造りに熱中していましたが、完成を見ることなく1926年73歳で亡くなりました。その後、1984年には「アントニ・ガウディの作品群」を構成する物件として世界文化遺産に登録されました。
着工当時は完成までに約300年かかるといわれていましたが、技術の進歩によって工期は半分ほどに短縮され、完成は2026年に予定されています。
また、現在※完成している門(ファサード)は生誕の門と、受難の門の2つですが、2026年の完成までに栄光の門を含めて3つになり、現在計8本の鐘塔は18本建てられる予定だそうです。※2019年9月現在
生誕の門
生誕の門(生誕のファサード)は、イエス=キリストの誕生から初めての説教を行うまでを表現していて、ガウディ生前にほぼ完成の形となった唯一のファサードです。建設には41年の歳月が費やされました。また、33体の彫刻が置かれており、イエス=キリストにまつわる出来事が表現されています。入口である「慈愛の門の扉」は、日本人彫刻家の外尾悦郎氏の作品も残されています。
受難の門
受難の門(受難のファサード)はイエス=キリストが十字架にかけられた苦しみや悲しみを表しています。キリストの像の上を見ると、骨のような18本の柱が並んでおり、柱の上には「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」と書かれた文字があります。内側の壁には聖書に登場する族長や預言者の名前が書かれています。ガウディ没後に彫刻家ジュセップ・マリア・スピラクスが12の彫刻群を手がけ、有名な最後の晩餐からイエス=キリストの墓までを表現しています。
栄光の門
聖堂のメインファサード
聖堂の正面入り口の栄光の門(栄光のファサード)は建設中で、完成後は一番豪華なファサードになるそうです。(写真は門の内部です)聖堂内は正面の入り口にブロンズ製の大きな扉があり、扉の上には聖体のシンボルのイエス=キリスト像が置かれています。扉の文字は50か国語で「主の祈り」の句が書かれており、よく見ると日本語でも「われらの父」と書かれています。
福音の扉
受難の門の中央にある福音の扉。イエス=キリストの生涯最後の2日間について、新約聖書から8,000字を抜粋し刻まれていて、重要な部分が金文字で装飾されています。
複音の扉の前にイエス=キリストが柱にくくられ鞭打ちの刑をうけている像があります。ガウディは、壁から離した場所に置くことにより、教会に出入りする人が必ず観るようにと考えたそうです。
イエスの像
十字架に貼り付けにされているイエス=キリストと、ひざまずくマグダラのマリア。聖母マリアはヨハネに慰められています。イエス=キリストの足元にある頭蓋骨は死を象徴していて、上部にある丸い彫刻は月で夜を表現しています。
天使の聖歌隊
~楽器を奏でる天使~
生誕の門中央の慈愛の扉口に、聖母マリア、ヨセフ、牛、ロバに囲まれ誕生したイエス=キリスト誕生の彫刻があります。イエス=キリストの誕生の音楽を奏でる天使たちや、祝福する羊飼いなどは日本人彫刻家、外尾悦郎氏が手がけたものです。
神秘的なライトアップ
ライトに照らされるサグラダ・ファミリアは昼間とはまた違い幻想的。
ステンドグラスから灯りも透けてとても美しいです。
※ライトアップの時間は時期によって異なるので要確認
神秘的なライトアップ
ライトに照らされるサグラダ・ファミリアは昼間とはまた違い幻想的。
ステンドグラスから灯りも透けてとても美しいです。
※ライトアップの時間は時期によって異なるので要確認
神秘の森
ガウディは教会内部を、木漏れ日が差し込む巨大な森を想像し設計しました。外観とは異なり、中は森の中にいるように、明るく色鮮やかな空間で、陽光が降り注ぎます。殉教のシンボルであるシュロの木を模した高い天井に埋め込まれているのは、ガウディ考案の採光器です。
中央祭壇と天蓋
中央祭壇の交差部は高さ60mもあり祭壇は12本の柱に支えられています。パラシュートのような天蓋の下に膝を曲げたイエス=キリストの磔刑像が吊り下げられています。天蓋の縁には葡萄の飾りや、50個のランプ、屋根には小麦が立てられています。
ステンドグラス
ガウディは光の入り方にこだわる建築家でした。この幻想的なステンドグラスに太陽の光が大量に入り込み、自然な明るさで内装をよりいっそう引き立てます。
最大の見せ場は西日が差し込む時間。西日を受け黄色に色づくステンドグラスの光が、教会内部の床や柱を照らし、神秘的な空間が広がります。
魔方陣
受難の門には古来イスラム文化やユダヤのカバラに伝えられる魔方陣がはめ込まれています。
16個の数字が並ぶ魔法陣は、縦横斜め4つの数字を合計すると、イエス=キリストが亡くなった年齢の33になるそうです。
エレベーターで塔の上へ!
サグラダ·ファミリアの塔は、生誕の門と受難の門のどちらかを選び、エレベーターで登ることができます。
塔に登ると、バルセロナ市内の景色を一望することができ、サグラダ·ファミリア上部の彫刻やオブジェなどを間近で見ることができます。塔から降りる時は約400段のらせん階段を使います。
神秘的なライトアップ
ライトに照らされるサグラダ・ファミリアは昼間とはまた違い幻想的。
ステンドグラスから灯りも透けてとても美しいです。
※ライトアップの時間は時期によって異なるので要確認
地下鉄はL2(2号線)、5L(5号線)に乗りサグラダ·ファミリア駅で降りてすぐ。
地下鉄では、10回分の回数券と乗り放題券があり、コスパも良く、おすすめです。
エル・プラット空港から直接サグラダ·ファミリアへ行くにはターミナル1(T1)からシャトルバスで市内まで行き、そこから地下鉄に乗りサグラダ·ファミリアまで行きましょう。
バスは5分~10分おきに出ています。
「TAXI」マークの横に緑ランプが点いているタクシーが近づいてきたら、日本と同様に手を挙げて止めます。初乗り270円ほどなので、バルセロナ市内からタクシーに乗ってもそれほど高い料金ではありません。
世界中から観光客が押し寄せる、大人気のサグラダ·ファミリア。
サグラダ·ファミリアは、枠がいっぱいになるとチケット販売が終了になってしまうので、希望の時間がある場合は早めの予約がおすすめです。チケットの予約方法や、その際に知っておきたいことも一緒にご紹介します。
https://tickets.sagradafamilia.org/en/
※外部サイトへ移動します。
ここでは一番人気の高い「SAGRADA FAMILIA WITH TOWERS」を例に紹介します
Tower on the Passion facade(受難のファザード)、もしくはTower on the Nativity facade(生誕のファザード)のどちらかを選択し、入場時間を選択
サグラダ·ファミリアへの入場時間は、塔へ入場する15分前に自動的に設定されます
日本語も選択可、11歳未満の場合オーディオガイドの貸出はありません
問題がなければ「COMPLETE PURCHASE」をクリック
氏名、メールアドレス、電話番号などの個人情報&カード情報を入力して完了!
ベーシックチケットの他にも
様々な特典が付いたチケットが6種類あり、
種類により入場料が異なります。
塔のエレベータ&オーディオガイド付き
€32(約3,860円 ※2019年9月)
グエル公園内にあるガウディ博物館入場チケット付き
€32(約3,860円 ※2019年9月)
ガイド付きチケット
~英語・スペイン語など(日本語は無し)~
€26(3,140円 ※2019年9月)
オーディオガイド付き
€25(約3,010円 ※2019年9月)
入場券チケットのみ(入場は14時以降)
€17(約2,050円 ※2019年9月)
グエル公園内ガウディ博物館の入場チケットのみ
€5.50(約660円 ※2019年9月)
\ 注意! /
※6歳未満の子どもは、大人と一緒でも塔には登れません。
※6歳~16歳までは大人と一緒でない場合は登れません。
※オーディオガイドは11歳以上の方が利用できます。
当日券売り場の場所は受難の門からそのまま南へ50m位歩いた
サルデーニャ通りとマジョルカ通りの角にあります。
※売り切れることが多いので事前予約が安心です。