①太陽活動が活発なこと。
②晴れていること。
オーロラの発生には太陽が大きく関係しています。太陽活動が活発になり磁場嵐が起こると日本でもオーロラが見えることがあります。また、オーロラは雲よりも高い上空100~500km付近に発生するため、雲がかかってしまうと見えなくなってしまいます。
多くオーロラが出現する北緯65~80度付近のエリアを「オーロラベルト」といいます。
オーロラベルトには、北欧やアイスランド、カナダ、アラスカが含まれています。
オーロラ観測ツアーでは、街の明かりが届かない郊外や鑑賞施設に移動してオーロラ出現を待ちます。
フィンランドではロバニエミやサーリセルカでオーロラ鑑賞ができます。特に鑑賞場所として人気なのが「ガラス・イグルー」です。その名の通り、天井がガラス張りになっている宿泊施設なのでベッドで寝ながらオーロラを見ることができます。こんな贅沢体験ができるのはフィンランドだけ!また、ロバニエミには本物のサンタがいる村があります。昼間には観光を楽しむこともできます。
日本からの 飛行時間 |
価格帯 (7日間) |
おすすめ 観光スポット |
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9時間〜15時間 | 15万円〜44万円 | サンタクロース村 |
スウェーデンではキールナでオーロラ鑑賞ができます。特に鑑賞場所として有名なのが「アビスコ国立公園」です。周辺に建物がないため鑑賞の妨げとなる灯りがほとんどなくオーロラをよい条件で見ることができます。オーロラ以外にもアイスホテルの見学・宿泊や犬ぞり体験もあるので、観光とオーロラ両方楽しむことができます。(アイスホテルは冬限定)
日本からの 飛行時間 |
価格帯 (7日間) |
おすすめ 観光スポット |
---|---|---|
12時間〜20時間 | 18万円〜37万円 | キールナ教会 |
ノルウェーではトロムソでオーロラ鑑賞ができます。特に鑑賞場所としておすすめなのが船上。沿岸急行船「フッティルーティン」は世界で最も美しい船旅といわれているのでぜひ体験してみてください。またメキシコ湾流と呼ばれる暖流の影響で北欧の中でも極寒というほど気温が下がりません。長い待ち時間でも凍えることなく過ごすことができます。
日本からの 飛行時間 |
価格帯 (7日間) |
おすすめ 観光スポット |
---|---|---|
13時間〜16時間 | 16万円〜33万円 | ストールスタイネン山 |
アイスランドは国土のほとんどがオーロラベルトの中に入っているため、郊外まで行かなくてもオーロラ鑑賞をすることができます。アイスランドは大自然がそのままに残る国。ブルーラグーンや氷河、地底洞窟など地球の息吹を感じられる観光スポットもたくさんあります。そのためオーロラだけではなく日中も楽しむことができます。
日本からの 飛行時間 |
価格帯 (7日間) |
おすすめ 観光スポット |
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15時間〜19時間 | 15万円〜83万円 | ブルーラグーン |
カナダではイエローナイフとホワイトホースでオーロラ鑑賞をすることができます。特にイエローナイフでは3日間滞在した場合の鑑賞率がなんと90%といわれています。さらに、カナダのオーロラビレッジでは夏(8月~10月)もオーロラを見ることができます。夏のオーロラレイクでは運がよければ、湖面に映る「逆さオーロラ 」を見ることができるかもしれません!
日本からの 飛行時間 |
価格帯 (7日間) |
おすすめ 観光スポット |
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16時間〜 | 18万円〜104万円 | アイス・ロード (イエローナイフ) |
カナダは3泊すれば90%の確率でオーロラ観賞ができるといわれています。確率が高い理由として年間の降水量がカナダのほうが少ない(雲が出ない)ためです。高確率でみたい方はカナダがおすすめです。
時期は大きく変わりませんが、カナダでは8月頃からオーロラを見ることが出来ます。夏のシーズンは運がよければ湖面に映る逆さオーロラ見ることができるので、夏のオーロラがみたい方はカナダがおすすめです。
長期休み(1月)の気温を比較してみました。北欧はカナダに比べて気温が高いため体への負担も少なくオーロラ鑑賞ができます。寒さが苦手な方には北欧がおすすめです。
北欧ではオーロラ鑑賞だけでなくショッピングや市内観光など日中も楽しむことができます。オーロラと観光をダブルで楽しみたい方は北欧がおすすめです。
ショッピングや日中の観光も
楽しみたい方は「北欧」
オーロラをメインに
楽しみたい方は「カナダ」
①太陽活動が活発なこと。
②晴れていること。
オーロラの発生には太陽が大きく関係しています。太陽活動が活発になり磁場嵐が起こると日本でもオーロラが見えることがあります。また、オーロラは雲よりも高い上空100~500km付近に発生するため、雲がかかってしまうと見えなくなってしまいます。
刻々と変化するオーロラの色や形は、発生条件によって異なります。まず、オーロラの色を決定するのは、太陽から飛んできたプラズマが衝突する空気中の酸素と窒素の濃度の違いです。高度によって酸素と窒素の割合は異なり、低い空で発生するオーロラはピンクや紫に、さらに上空では緑に、最も高い地点になると赤く輝きます。
一方、形は弧状、帯状、カーテンのような幕状、放射状に広がるコロナ状、線状など様々。オーロラは地球の磁力によって波打つように形を変え、さらに観測地点によっても見え方は異なります。色も形も1つとして同じものが現れない、その日その時だけのオーロラに出会う観測ツアーは2つとない特別な旅行の思い出になるでしょう。
デジタルコンパクトカメラの場合の
オーロラ撮影条件とポイント
※寒さによりバッテリーの減少が早まるので、予備バッテリーも用意しておきましょう。
そんなことありません!冬の北欧がオーロラ観測地として有名なのは、日が沈んでいる時間が長く観測するチャンスが多いためです。そのため秋に強いオーロラを観測することもあるので、寒いからオーロラが観測できるというわけではありません。
オーロラが観測できるエリアは人が住んでいるので真っ暗ではありません。オーロラが発生する上空100km付近が暗いと地上から観測できますので、街明かりは問題ありません。ただし、目を暗闇に慣らしていないとオーロラを見逃してしまうこともありますので、液晶や街灯などを直視することは控え、暗闇に目を慣らして準備をしておきましょう!
あります!太陽は11年ごとに北極と南極の磁場が入れ替わることがわかっています。その詳しいメカニズムは不明ですが、この年は太陽の活動が最も活発になるのでオーロラをよく観測出来ると言われています。